桂キャンパスにかつて存在した謎のオブジェ、「巨人の底力」。
これまで4回にわたって、オブジェ「巨人の底力」についてここに書いてきた。
(過去の記事はこちら⇒(1),(2),(3),(4))
前回は、このオブジェが撤去されていた、ということを書いた。
先日、また久々に桂キャンパスに行ったので、例のごとく食堂前のスペース、「巨人の底力」跡地を見に行った。
「巨人の底力」跡地の今
「巨人の底力」は跡形もなく、広場になっていた。
そこに昔オブジェが存在していたことなど全く想像させないような、のどかな場所。
円形に広がるレンガ。
中央には木。
そしてベンチ。
前回来た時には、「巨人の底力」こそ無かったものの、雑草が生い茂る中に一か所だけ草の無いところがあり、つまりそれが跡形だったわけだが、今は文字通り跡形もない。
ベンチでは、近所の住民と思しきおじさんが座っていて、日光浴をしていた。
現在桂キャンパスに通っている後輩に聞くところによると、この広場でお祭りのようなイベントが開かれたりしたこともあったらしい。
オブジェにより奇妙を提供し続けた空間は、今は人々の憩いの場となっている。
いつか、中央の木が大きく成長して日陰を作るほどになるのだろうか。
そして、研究に疲れた学生が昼寝に来るのだろうか。
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