こんばんは。
今となっては懐かしさすら感じる「出張」という言葉。
ところで出張の醍醐味は、ホテルに宿泊してその設備を確認することに違いないよね。
ホテルに着いたら荷物を置いて、ベッドに倒れた後、おもむろに立ち上がって引き出しという引き出しを開けて、聖書を見つけて「聖書や」と思ったり、照明とそのスイッチの対応を確認して「ツマミを回して明るさが調整できるタイプや」と思った後に明かりが消えるか消えないかのギリギリを見つける遊びをするよね。
そんな中(どんな)、皆さんはホテルのカーテンの端に長い棒がついているのを見たことがあるだろうか。
ホテルで見てはじめて知ったモノの一つが、カーテンの先についてる棒。カーテンを開け閉めしたいときに、布を直接持たずにその棒を持って開け閉めできますよ、というものである。カーテンが高い位置から吊り下がっていたりすると、開け閉めにシャッッッと結構な勢いをつけたりとか、レールの端までたどり着いてから更に追加でグイッと横に引っ張らないと上の方まで閉まらなかったりするが、その「棒」があれば、無理な勢いや力をかけずに手首のスナップだけで開閉ができる。カーテンの上の端を代わりに掴んでもらっているようなものだ。
さて、先日新居に引っ越しをし、自分の部屋の窓にカーテンをつけた。
天井から腰の高さくらいまでの小さな窓で、窓の下にはマンションの外廊下の室外機置場のせいで大きな出っ張りがある。この出っ張りが邪魔で窓およびカーテンに接近できないので、開け閉めのためにはちょっと頑張って手を伸ばさなければならないことが分かった。
これは「棒」の出番ではないか。
さっそく「棒」を入手すべくググろうとする。まずは「棒」の正式名称を知るところからである。「カーテン 棒 開閉」とかして、「棒」が「カーテンバトン」という名前であることを知った。カーテンバトン、よろしくね。
そして価格を見るが1000円くらいするらしい。高い。
作るぞ。
100均でカーテンバトンになりうる棒らしき材料を探すと園芸用の緑色の支柱が見つかった。が、ダサいので却下。ホームセンターへ行き、棒を物色する。僕のイメージでは、カーテンバトンは透明のアクリル棒なんだよ。
アクリル棒コーナーに行くと、長さ1mの無色透明な丸棒があった。筒状の中空のもの(安い)と中まで詰まっているもの(高い)があったが、ちょっとしならせて筒の断面二次モーメントの大きさを感じ、筒を選んだ。400円弱。
2本作りたいので半分に切断する。アクリルは傷をつけて折るのが基本。やすりで傷をつけて、アルトバイエルン並みにパキる。次に、端に金具を通すための穴を開ける。これは悩んだが、手元にドリルのような工具が無いので、はんだごてでにゅっと溶かして穴を開けた。バリをカッターで落として、クリップを適当につないだ金具を通して完成だ。
こんな感じで |
こう |
満足しました。
おやすみなさい。
ぐっどあいであ〜!
返信削除参考にさせて頂きます〜‼︎
素晴らしいですね
返信削除私も作りたいと思います