2014年3月23日日曜日

「量子情報の新展開」チュートリアル講義

「量子情報の新展開」という研究会に参加している。
正確には、研究会は今日23日から25日までの3日間で、22日はそのチュートリアル講義だった。
量子推定について、量子計算について、LC回路を量子論的に記述することについて、量子アニーリングについてのお話。
かいつまんで感想をば。

量子推定理論については渡辺優さんの講義。
情報理論的な知識があまりないので細かい式を追うことは出来なかったけど、量子推定と不確定性関係の話はとても面白かった。
誤差や擾乱についての定義が操作論的で素直な感じがして、得られる不確定性関係もすっきりした形で驚きだった。

量子計算については12月の基研での研究会でほぼ同じことを話されたのを聞いたので復習という感じ。
前よりちょっとトポロジカル量子計算の言おうとしていることが分かった気がする(?)
LC回路についての話は、Caldeira-Leggett modelの回路版の話で、Caldeira-Leggettモデルは卒研でちょっとかじったのでこれも復習という感じ。

アニーリングは西森さんの講義。
量子アニーリングの話は、実は院試の口頭試問で話したネタで、浅い知識はあったのだが、理論だけでなく実験・数値計算の結果を交えてのお話で、より詳細を知ることができた。
ゲート型もいいけど、アニーリングの研究をするなら今がチャンス(意訳)的なことをおっしゃっていた。
実験系でイジングの結合定数を問題に応じて任意に設定出来るのは、今のところ超伝導量子ビットくらいかな、という気がしたので聞いてみたところ、今のところそのようだそうで、他の実験系は大規模にしづらい(意訳)そうだ。
超伝導量子ビットと並列して、対抗馬がいくつかあれば面白いのに。
あと、西森さんのジョークがことごとく笑いを生んでいて素晴らしかった。


これ明日以降書くのかな...


0 件のコメント:

コメントを投稿