2018年10月23日火曜日

第3回『大型書店の本棚全部見る』(1)

9月24日、前回からまた1か月が経った。『大型書店の本棚全部見る』企画第3回。前回買った本は全然読み切ってないけど、どんどんやる。だって、4人で集まれるのは今年度中まで。だから、今年度中に、全部、見たいんや!!!


過去の記事はこちら
第0回『大型書店の本棚全部見る』
第1回『大型書店の本棚全部見る』
第2回『大型書店の本棚全部見る』


第2回までの進捗はこちら。

7F 児童 学参 語学
6F 洋書 理工 医学
~~~~↑ここまで見た↑~~~~
5F 芸術 人文
4F コンピュータ 社会
3F 地図 実用
2F 文庫 新書 文芸
1F 新刊・話題書 雑誌
B1F コミック

では第3回をレビューしていこう。今回は5階の人文コーナーから。我々はどこまで見たのか。そして何に気付いたのか。

第3回『大型書店の本棚全部見る』レビュー

結果から書こう。今回は、人文コーナーからスタートし、人文コーナーを終えることができなかった。1フロアどころか、丸一日かけて0.5フロアも見ていない。どれだけ時間をかけているのか、、、。

人文の主なジャンルは、歴史、宗教、哲学、精神世界・ヒーリング、社会学、心理、教育。いつも通り、各ジャンルについて適当にかいつまんで書き記していこうと思ったが、その前に、この「俺ら全然進んでへんやんけ問題」について書くことから始めよう。



俺ら全然進んでへんやんけ問題


今回も朝10時半くらいから入店し、歴史のコーナーからスタートした我々は、例によって気が済むまで本を手に取り、片っ端から棚を見ていった。夕方になるにつれ、流石に今日は進捗が良くないぞ、ということで全体的に空気が悪くなっていった。毎度毎度、興味がヒットした棚の前で長いするのが常なのだが、今日は特に酷く、この遅さは異常であり、目的を再確認するべきであるという意見が出つつあった。そんななか、夕方の休憩時間となった。

マクドナルドで会議が開かれた。フロアマップを広げ、我々は計算を始めた。まず1フロアの棚の列数(※1)を数える。1日の滞在時間は、休憩時間を除いて9時間だ。割り算をする。もし1日に1フロア終えたいのであれば、棚1列にどの程度時間をかけてよいのか。計算の結果、棚1列にかけてよい時間は僅か10分であることが分かった。はあ????少な!!!!アホちゃう????俺ら1時間とかかけてたけんやけど!!!!物理学科の学生が4人も集まって、こんなことにも気付かず、欲求に任せて、気が済むまで、のんびりと棚を見てきたのだ。そら進んでないわ。

(※1 ここでの列とは、棚の片面のこと。背と背が合わさって表裏両面に本が並んでいる棚は2列分。)

言い訳をすると、そもそも初回は1日で1.5フロア進んだのだ。同じペースなら、5~6回で全棚を見ることができる。それなら何とか頑張って通うことができそうだ。棚の数や各フロアの詳細も「ネタバレになる」とか言って確認していなかったし、ラフなノリで企画を進行していた。そして我々はどんどんこの企画の魅力に取り込まれ、面白がり方を習得し、興味のアンテナの感度が上がっていき、次第に歩みが遅くなっていった。そして目的を取り違え始めた。『本棚全部見る』企画がいつの間にか『本全部見る』方へとズレていっていた。

理想を言えば、それはそれでいいのかもしれない。しかし、来年度にはこのメンバーが集まることは不可能になるので、今年度中に全棚を見ることが必要であり、そのためには全8回あたりが現実的に予定が確保できそうなラインなのだ。世界を知ること、世界を広げることを目的とする以上、『全部見る』ということこそが最も重要な目標なのだ。

本の中身を熟読すると企画が終わらない。苦渋の決断だが、ぐっとこらえて先に進まねばならない。

この企画では毎回、閉店1時間前の21時に一旦解散して、今日見た棚の中から購入する本を各自が吟味する。気になった本はその時間で各自手に取ることにして、全体で棚を見て回る時間には、前に進むことを優先しよう。そういうことになった。

マクド会議を終え、また書店に向かう。時間を計り、「棚1列につき10分」というのがどのくらいの時間かを確認して、体に覚え込ませる。どの棚も飛ばさない。気になる本はちゃんとチェックする。そして次に進む。企画3回目にして、ようやく全体像を把握し、立ち振る舞いを習得しつつある我々であった。


もう結構書いちゃったので一旦終わります!
紙面を改めて、次回本当に第3回のレビューをします!
次も読んでね!それでは。

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