日が空いたし、そもそも更新頻度が低い。いつもブログは、22時過ぎた頃に書き始めて23時頃にアップすることが多いので、22時に何か作業をしていると、ブログ書こうってならない。で、5月から今週あたりまでは比較的やることが多くて、いわゆる「忙しい」だったのです。だから今日は長めに書く!改行も少ない!
ざっと振り返ると今月はこのようなことをしていた。
論文投稿作業
新しい光学系の設計のための計算
光学設計用解析ソフトの勉強
量子情報関西Student Chapter 世話人のお仕事
デスクにいることが多かった。あとは、集中講義に出たりQIT36に行ったりした。最近は湿度が上がってきて、おめめがしょぼしょぼすることがなくなってきたので快適だ。
近況は自分でも読み返すことがあるので、もう少し詳細を書いておこう。
論文の投稿自体は4月からやっていたが、arXivに出したのは5月末になってからだった。
arXiv版はこちら→arXiv:1705:09942
冷却原子を使って、開放量子系での量子相転移ってどうなるのか?散逸が量子相転移にどう影響を与えるか?を見た実験。系のパラメータを細かくチューンできることは、冷却原子系の大きな特徴であって、今回は環境との相互作用(散逸)の大きさを系統的に変えてあげて、弱く散逸がある系から散逸が強い系までを実験的に観測した。特に「強い散逸のせいで散逸が抑えられる」という一見気持ち悪い現象も見えていて、我ながら面白い。また、理論的な解析を基研の段下さんにしていただいて、理論パートだけでもかなりしっかりした内容になっている。実験と理論が合体したら23ページになってしまった。長い。
次。
新しい光学系の設計のためにいろいろ勉強をしている。これは研究というより勉強の面が強い。なにしろ、とにかく関連研究の論文とD論を読み漁り、どういうセットアップかを理解していくのに5月の大半の時間を費やしてしまっている。ごく最近になってやっと何となく現場の感じがつかめてきたので、計算をし出した。設計用のソフトもいじりだしている。分からなさ過ぎて、時間がかかる。
次。
6月6日に、第22回量子情報関西Student Chapter(以下、関西SC)があった。
関西SCについてはこちら → 量子情報関西Student Chapter HP
僕は世話人を務めていて、4月5月と準備のお仕事をした。
世話人をする機会などなかなかないので、どうせやるならビッグなイベントにしてやりたいと思い人集め(広報)に力を入れた結果、最近の関西SC的には異例の80人越えで、結構盛り上がったイベントになったと思う。皆さまありがとうございました。集合写真を見ると満足感を感じてしまうよ。参加者にとって、いろいろと知見を得たり交流したりするきっかけの場になったら幸い。
いつもなら、大学での活動について書いた後、オフの時のことを書いたりしているのだが、もうたくさん書いたので、この辺で一旦切ろう。
オフの時のことは分けて書くことにする。
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