2016年12月28日水曜日

近況21


12月も残り数日になった。
思い返せば、12月になった途端、みんな口々に「師走」と言っていた。
毎年そうなのだが、みんな「師走」が大好きなのか、事あるごとに「師走」と言っていた。
忙しいことが話題になれば、たちまち「師走」と言っていた。
でも、他の月に、月の呼び名が会話に出てくることなんて、あるだろうか。
そもそも、他の月の和名を言えるだろうか?
ねえ、ほら、1月は?2月は?3月は?(うざい)
これを読みつつ、思い出してみよう!


最近は論文執筆を進めている。
書いているうちに全部ぱっとしない結果に思えてきて、非常に精神に良くない。
みんなどんな気分で論文を書くのだろうか。
通常時に比べると実験の回数はかなり減っているものの、論文を書きつつ並行してまだデータを取っていたりもしている。
理論的な面でも現在進行形で議論を進めたりしている。
それも落ち着かない理由の一つ。
年末にがちゃがちゃとTeX打ちをしていると、去年も修論で似たような状況だった、ということを思い出す。
正確には修論のアブストを書いていたらしい。
今年もM2の学生が修論のアブストを書いているようだ。


Twitterに書いた事だが、
「心の平穏を保つために、どうでもいいことに目を向け、どうでもいいことを考え続けて行きたい」
と思っている。
ここでの「どうでもいいこと」というのは、「世間一般から見れば注目されない・相手にされないかもしれないけど、自分からすれば気になるし愛でたい物事」のことだ。
昔からそうありたいと思っていたし、
ブログの一番最初の投稿にも似たようなことを書いたような気がするのだが、
再認識した、といった感じか。
誰のものか分からない、好き・嫌い・面白い・面白くないなどの価値観がドバドバと溢れかえっていて、気を抜くと自分に流入してくる、という現代社会。
やはり「これは確実に自分の頭から発せられたものだ」という確かなものを持っていたいと思ってしまう。
大袈裟だが、素直な感情。
やっぱり、自分の耕した畑で育った野菜がうまいのだ。
最近は大衆寄りの投稿が多かった気がするこのブログであるが、
今後も適当な割合で「どうでもいいこと」を大切にし、ブログを更新して行きたい。
数は多くはないが、このブログのことを気に入っていると言ってくれる方がたまにいるのである。
恐ろしくありがたい。

実験用ラックの側面に貼ってあったフック。
緯線経線タイプの甲羅だ。


それでは最後に正解発表。
一度は考えてみただろうか?
え?なんの話って?
師走の話だよ〜!

1月 睦月
2月 如月
3月 弥生
4月 卯月
5月 皐月
6月 水無月
7月 文月
8月 葉月
9月 長月
10月 神無月
11月 霜月
12月はもちろん師走。
できたかな?
実際には無いけど「ありそう」な月の和名を考えてみると楽しいかもしれない。
13月はどう呼ぼうか。

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