2016年12月11日日曜日

蛍光ペンで線を引くの


最近、本を読んでいて
「あ、なんか流し読みしてるな」
と思うことがあった。

文章を目で追ってはいるが、頭に入っていない。
気付くと、「今何の話をしているんだっけ」と現在地を見失う感じ。
ある程度平易な内容ならば問題ないのだが、
少しややこしい文章を読んだりしているとこういうことがある。

そこで、もうちょっと内容を汲み取りたいと、最近は蛍光ペンで大事なところに線を引くようにした。
大事なところに線を引くよ、という気持ちで文章に目を走らせることで、丁寧に文章を読むことができる。
良く噛んで食べるような感じだ。
同時に、あれよあれよと目が独り歩きするようなことが無くなった。
こんなことをしていると、高校生の頃、教科書や参考書に線を引いていたことを思い出す。
あの頃は、とフレッシュな気分になること請け合いである(請け合わない)。

とまあ、びーびーと線を引いているのである。
読書術、とまで言ってしまうと
「メモをとったほうがいい」
「自分の言葉で要旨をまとめるとよい」
などの意見が出るかもしれない。
しかし、嫌にならず、今後も続けられるかどうか、を考えると今は線を引く程度がいいところだと思う。
誰に強制されて読んでいるわけでもないのだ。


ところで、日本語の文章に線を引く時、勢い余ってちょっとだけ線を引きすぎたことはないだろうか。
いわゆるオーバーランである(いわゆらない)。
例えば、
「とまあ、びーびー線を引いているのである。」
としたいところが、
「とまあ、びーびー線を引いているのである。」
と「の」まで引いちゃった、みたいな。

まあ、かわいいから許す!みたいな感じだし、どうでもいいのだが。

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