「三上」というのは、中国の昔のかしこい人が言った、文章を考えるのによいとされる三つの場所のことで、
馬上
枕上
厠上
のこと。現代っぽく言うと、
移動中とか、寝床とか、トイレ中ということだ。その中国の偉い人の言葉によると、「文章を作る」ときの話だそうだが、まあ考え事をするくらいにとらえてもよさそうだし、そうとらえた上で広まっていることも多いようだ。
(※原文「帰田録」によると「余平生所作文章多在三上 乃馬上枕上厠上也 蓋惟此尤可以属思爾」)
確かにこの三つはいい感じの場所だ。
心当たりがある人も多いのではないか。
さて、ここで言う枕上、「寝る前」か、「起きてすぐ」か、「寝てる最中」か。
まあ「寝る前」か「起きてすぐ」のことを指しているのだろうけれども、「寝てる最中」もあながち捨てきれない。
そもそもなんでこんな話を書いているのかと言うと、
寝ててもなお、いろいろ考えているような感じの気持ち悪い睡眠がごく稀にあるからだ。
昔より増えた気がする。
起きた時に、「あ!そうか!」みたいになれば超かっこいいのだけれども
たいていは、「あー・・・あ・・・?今なんか考えてた・・・?なんやったっけ・・・。」という感じだ。
かろうじて「ρ」だけ記憶に残っていたことがあったりした。
量子状態のρだろうか。
一回生のころ、数学の先生が、
「問題設定をして頭に入れて、3日くらいすると答えが勝手にぽこっと出てくることがある。」
みたいな話をしていた。
そういう、無意識下でも考え事をする、なんてことが、出来るんだろうか。
誰か寝てる間に考え事をしてる人がいれば、教えてください。
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