2015年11月8日日曜日

色水


どうやら僕は、「色のついた透明なもの」が好きなようだ。
透明ならなんでもOKというわけではなくて、逆に、好き嫌いは激しい方だと思うが、
これまでを振り返ると、
ビー玉、ガラス板、レゴの透明のパーツ、透明の下敷き、コップ、ある程度の体積を持ったアクリルなど、色のついた透明なものを愛でてきたように思う。

好きなものは好き、理由を考えてもいいが多分後付け、というのが僕の理念(?)だが、
なぜ「色のついた透明なもの」が好きなのかそのルーツをたどってみると、思い当たる節があって、
今回はそのことを文章にしてしまおうという。

たぶん4歳くらいまで成長したときの話。
色水、というのは文字通り”色のついた水”で、幼稚園のころ、その色水を作るのが好きだった。

記憶があいまいだが、作り方は
花を摘む
→摘んだ花をすり鉢で潰して、汁を集める
→ペットボトルに水を入れて汁を入れてよく混ぜる
で、いろんな色の色水を作って観賞していた。
幼稚園のスタッフが大切に植えたであろう花を、摘んで、すりつぶして、なんともひどいことをしていたのだなあ、というのは成長してしまった大人のひとの意見であって、
幼稚園児の自分にとって、きれいな色水を前に、花は「色水のもと」という認識だっただろう。
怒られた記憶もないし、今ネットで見てみたら「お花で色水づくり こどもちゃれんじ」とかでてくるし、まっとうな遊びだったのだ、と今になって思う。

その他にも、どっかの政治家の選挙活動チラシの緑の部分だけちぎって水で溶いて、緑の色水を作ったことも記憶にある。
折り紙とかでやってないあたりが、自由なこどもらしいね。

これより過去にさかのぼって思い当たる節がないし、この辺がルーツっぽいのかもしれない。
幼少の体験はその後の人生に大きな影響を与えるのだなあ。

最近カラーアクリル箸7色セットを衝動買いした。
大家族でもないのにそんなにお箸要らないよね。
きれい

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