8月はイベントが多くて、気が付いたらもう月末である。
多分、気が付いたら年末になっていることだろう。
イベントは
YQIP
若手のための量子情報基礎セミナー
ゼミ(Foot問題演習)
PQIP
といった感じでその合間に実験といった感じだった。
また、書き留めておくことに。
(あぶない!うだうだ書くつもりだ!)
YQIPは1,2日目は前に書いたとして、3,4日目は...と思ったが、もう詳細は忘れてつつある。
思いだしつつ印象深かった部分だけ書き留めておくことに。
3日目はホログラフィーとか方面の話が多くてほとんど分からなかったのだった。
ただ、ポスターセッションでは、quantum energy teleportationの話を聞くことができ、興味がわいた。
4日目には平均場を考える時にentanglementってどうなの的な話があって、concurrenceがスピン系の近接サイト数(これは次元といってもいいのかな)が上がった時に小さくなることをもって平均場が正当化される的な(意訳)話で、これがとても面白かった。
いくつかの講演スライドがページに上がっていた。
次の日から若手のための量子情報基礎セミナー開幕。
個人的に期待が高まっていたのは、かつて指導教官であったところの宮寺氏による測定理論についてのレクチャーで、期待通りに後半ではかなり突っ込んだ話が展開されて楽しかった。
incompatibilityの話は4回のころゼミで一度話を聞いたのだが、そのときは全然分からず。
今回やっと何を言おうとしているのか分かった。強そう。
さらに、吉原さんによる実験基礎のレクチャーでは、超伝導量子ビットについての理論と実験についてのお話に加えて、最後に実験機器についての詳細な紹介コーナーがあり、
似たような機器を使っている僕としてはかなりありがたいお話だった。
実際、「IQミキサー」というものを今回初めて知り、実験に使おうかと思っている。
いくつかの講演スライドがページに上がっていた。
そうこうしているうちに、Footの"Atomic Physics"の問題演習ゼミが始まった。
前にFootを読んだ時は、あまりまじめに読んでなかったというか、実際ほとんど読めてなかったんだなと思いながらページをめくっている。
実際に実験をやってからこの本を読むと、実験のことを知らない時に読むのと比べて格段に読みやすい。
問題では、実際のパラメータの値を代入して評価する問題が多く、数字感覚がついてよろしい。
今週の頭には阪大へPQIPに行って来た。ポスター発表にも参加。
今やってる研究については、研究会での発表はこれが初めてだった。
内容は、実験についてのproposalとその実験の現状についてまとめたもの。
別の系で既に同様の研究をされている方々から、いくつか重要な指摘とコメントを頂いた。
また、超伝導量子ビット実験において世界をリードされているJohn Martinisがポスターを見に来て下さり興奮した。
一応最低限の英語を準備していたのだが、
出だしというか、
「あ、もしかしてー、興味ありな感じですか?説明してもよろしいでしょうか?」
的な言い回しが出てこなくて、
””超スマイル””+””自分のポスターめっちゃ指さす””
による”お聞きになりますか???”のノンバーバルコミュニケーションをしたのだった。
ああいうときは、どう言うのが良かったんだろうか。
(2014 9/6追記:Can I explain this for you? くらいでいいとのこと)
福原さんの講演では、冷却原子系でentangleの伝搬を見る実験についての話があった。
これもconcurrenceを用いた評価だった。
冷却原子でもちゃんとentangleを見れるのかー!
PQIPが終わって一息ついた感がある。
おとといは花澤さんのライブBDを買いに行き、観賞。”25”ライブめっちゃ楽しかったんだよなー。
あと、適当に読書をしている。
あー、うだうだ書いた。
母から譲り受けた筒にポスターを詰める。30年モノ。 |
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