YQIPに参加している。
参加していると言っても、なにかしら発表をするという意味ではなくて、
YQIPとかそのあとの若手セミナーで何かしら研究について発表することを目標に実験していたんだけれども、
そんなに簡単に成果は得られなかったということで、
聞く側での参加ということである。
次に何かあるときは発表したいなー。
以下、例によって備忘録的に様子と感想を書き留める。
(まったく、読者の事を考えていない長さと単調さだ。)
初めのopening remarkでは、いろんな分野の人が集まっているので分野内の専門用語とかも共通認識ではないことを留意して欲しいということと、そういうわけでナイーブな質問もどんどんしてね、特に若い学生よ、というお話があった(意訳)。
(若い学生だから「そっかー」と思いながらも、実際質問してないんだよなぁ…)
午前はUnruh効果のUnruh氏によるブラックホール情報損失問題からファイヤーウォールなどの話。
初めは一般相対論の概略で、ビーチボールを使って測地線の話をしたり(カタカナ語の意味で)ユニークな方で、「ふむふむ」と思って聞いていたはずだったんだけど、気が付いたら話がfirewallとかmirror modelの方へ進んでいて、置いてかれてしまった。
午後は沙川さんのお話で、情報熱力学の、量子相互情報量まで含めて熱力学第二法則を定式化する話。
とても丁寧な流れで沙川さんの理論を説明して下さった。若手セミナーの方でも日本語で話が聞けるはずなので、そちらでもう一度聞いてちゃんと理解したい。
一日目の最後には、ポスタープレビューがあった。
entanglementとCFTの話をする人が多かったという印象。
幾つか気になる方をチェック。
一日目終了後、ラボに戻って実験のセットアップがどうこうとディスカッションをして、思い出したかのように量子エネルギーテレポーテーションの勉強をし始めて、帰宅。
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