2013年8月14日水曜日

もうすぐサマチャレ(2)



連載(?)の第二弾である。サマチャレで得たこと「発表への姿勢」について。
念のために言っておくと、別に発表の極意を伝える記事ではない。「サマチャレでこういう経験をしたんだ、へー」という程度に読んでほしい。さらに言うと、そんなの当たり前じゃんと思うことももちろん書いているのでそう思ったらそう思っておいてください(先に言う作戦)。

サマーチャレンジでは最終日に各班の実験結果を報告する発表会がある。
各班が、それぞれが行った実験内容と結果考察を発表する。

期間中、重力班の先生とTAのみなさん(先生の研究室の学生)には発表についていろいろとご指導を頂いた。
具体的には、発表する内容、その順序、図の見せ方、グラフの見せ方、などについて。
印象的だったのは、すべて「相手を考えた」事だったことだ。
TAの方がかつて学会で発表したスライドを見せてもらったりもしたが、内容もさることながら話の流れや見せ方にすごく気を使っているスライドだった。
グラフや図はこう見せたほうが伝わりやすい、みたいなことを実際に見せてもらった。

前日の夜に、リハ的な発表を先生とTAの方相手にした。
グラフの入っていないスライドもあったし不十分ではあったが、とにかくその段階でできている内容を発表した。
しかし完成度2%と言われ、その後、とても修正というより作り直しをした。そこでいろいろと相手を意識した構成をした(ような気がする)。

最終的に本番の発表がうまく言ったかというと、どうなんだろうという感じだが、人前で発表するとはこういうものなのかということを知った。

結局ほぼ(もしくは全く)内容を知らない見ている人に何かを伝えるのが発表なわけで、
相手を意識した発表構成でないと価値も半減する(「半」減かどうかは不明だが)、ということを再認識した。
発表というのは、何かを自分からoutputすることで終わらず、
outputした何かが相手に受け取られて初めて成立する、ということ。
たぶんそんなことは知ってはいたが、なんというか「身に染みた」感じだった。
世界が違って見えたとかそういう劇的な感覚ではないのだが、
今思うと、なんというか、重要な出来事だった気がする。

ここに書いたことをその後の発表現場でうまく活かし切れているかというと、かなり怪しいところがある。
それでもまあゼミでの発表ではかなり意識しているつもりである。
個人的には、「人にうまく説明できないようなら、そのことはまだ理解できていない」と思っているし、
相手を意識したほうが濃い学習効果が得られるので、意識するだけでも昔より良い(何がどう?)。

さて、こんなことを書いてしまったからには口頭試問の練習をしっかりしないと.....。
やば.....。

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