研究生活以外のことで2020年を振り返ろう。
今年一番大きな出来事は、間違いなく、結婚したことだ。去年のクリスマスのころにプロポーズして、今年の7月末に結婚した。婚姻届けを出し、今は一緒に住んでいる。相手の方とは高校1年のころから付き合っていて、多分12年くらいだと思う。「近況」なんて言っておいてこのブログではこれまで一度も彼女のことは登場していなかったと思うが、実は高校の部活から大学受験からサークル活動から院試から研究から何から何まで見守って応援していただいていた。感謝である。
一緒に住むようになって、日常に自分以外の人間がいるということが新鮮で、日々生活に新しい刺激があり面白く過ごしている。行動が自分の意思によるもので閉じていない。京都に下宿をし始めてから長らく、ワンルームと呼ばれるような一人暮らし向けの家に住んでいたのが、最近引っ越しをして家が広くなり、否応なく「世帯」という感じが出ている。料理だけ僕が担当していて、それ以外の家事は妻にお願いしていている。妻は洗濯や掃除の知識が僕よりも圧倒的に豊富で、助かっている。分担のインバランスが非常に大きく申し訳なさを感じている。
料理は楽しい。基本的にレシピ通りのモノを作るだけだが、包丁の扱いなどは徐々に向上している。包丁を研ぐことと、まな板を安定して置くことが重要のようである。材を切断するという観点で言えば当たり前だが、これに気付くのに時間がかかった。愛とかまごころとかそういった類を徹底的に排除して、料理のことを考えていきたい。研究活動と比べると、これほど簡単に短時間で何かを作り出すことができて、それが良い結果につながる(この場合「おいしい」ということ)、という活動は無いと思う。非常にお手軽だ。
自炊自体は昨年度からほぼ毎日やっている。『ゆる自炊BOOK』という本のメニューを1つ1つ試すことから始めた。多少調味料の多い少ないの調整がいるので、初期はiPhoneのメモにやったことと結果の記録をつけていたが、最近はそういうこともせず気楽にでやっている。
クックパッドは、だれでも投稿できるシステムだからか、当たりはずれがありあまり参考にならない。クラシルのメニューは今のところ安定してい良い結果を得ることができている。初心者にとっては動画が見れるのも良い。
「夫婦(めおと)アクリル」と勝手に称して購入したアクリルブロック。 結婚記念。 |
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