2018年3月23日金曜日

近況34

日本物理学会年次大会で東京理科大学野田キャンパスに来ている。今はお昼休み。昼食を終えて午後のセッションまでの空き時間で、気になった分野のreview論文を探そうと思ったのだが、eduroamに接続しても何も閲覧できない。昨日は問題なく接続できたのに。悲しい。だから「近況」を書きためて、ホテルに帰ってブログをアップしようと思ってこの文章を書いている。

今回の物理学会では、トポロジカル物質のやつとかキタエフのやつのシンポジウムに出たりしている。自分のやってない分野の話は、こういうときに集中して聞くのがよい。特に今回はいつもより固体物性の実験の話を聞いている。冷却原子をやっていると「冷却原子は物性の研究に役に立つんだね」という認識から始まり、「もはや物性研究の重要なストリームだ」というところまで思い至る。しかしだからといって「固体の奴らより制御性が高くなんでもできるので強い」という思い上がり思考に至ってはならない。固体の実験屋さんの物質作る力は尋常ではない。これまでに得られている膨大な知見から次に作るべき物質を見定め、狙った物質を作りその性質を精密に測定して、恐ろしいペースで理解を進めている。今回の物理学会ではその辺の話を聞くことで圧倒的研究力を知ることができ、俗にいうところの「学びを得た」。物理学会は、あまり理解していない分野のことを知る機会として活用するのがよい。明日は、打って変わって冷却原子の実験のセッションがあるので、冷却原子の部屋に居づっぱりだろうが。

最近は、論文を書いているが時間のわりに進んでいない。本当に書くのが遅い。良くない。これ以上コメントなし。

そうこうしてるうちにネットにつながった。調べ物をしようと思うので、ここで一旦これを書くのをやめて、研究以外の生活については夜にホテルで書くことにしよう。夜に書くのは、最近読んだ本のことと、最近した雑談のことと、気圧と体調のこと。あと、写真を適当に一枚選んで貼りなさい(未来の自分へのメッセージ)。
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夜です。ホテルです。ホテルもそんなにネット環境良くないよ(過去の自分へのメッセージ)。

本のことな。
最近は写真がたくさん掲載された本を読むことが多い。偶然そうなってしまった。今自宅にいないので本の写真を撮って載せられないが、原発の廃炉の本(『すごい廃炉』)、パイロンとかマンホールとかの図鑑(『街角図鑑』)、室外機の写真集(『室外機アライブ』これは同人誌)、航空機のランディングギアの写真集(『Landing Gears vol.2』これも同人誌)、など、本棚の写真関係のコーナーが最近充実してきている。こういった本は表紙を見せて飾りたいが、そのためにはそういうディスプレイ用のラックを作らないといけないなぁ...。写真集や写真が多い本は、もちろん文字だけの本と比べて高額だが、写真には写真の価値がある。世界は全て文字に落とし込めるわけではない。

話がそれるが、原発事故や廃炉作業などについては、やや時間が経ったことで、情動的でない単なる事実に対するアクセスが一時に比べるとやりやすくなっていると思う。そこで少し前から情報収集を進め知識を得ている。別に最終的に何か言うつもりはない。ゆっくりと進めていく。今後、数年ごとに現状をまとめた書籍が出るだろう。5年10年15年...と長いスパンで追いかける価値がある。

雑談のことと、体調のことは、また今度でいいや(投げやり)。

最後に写真。東京理科大学野田キャンパスで撮影。引きの写真で申し訳ないが、靴下とかを干せるようになっている。物理学会に参加している読者の方は、死ぬほど暇な時にこのナチュラルに洗濯物を干せる木を探してみよう。

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