2018年2月26日月曜日

ハサミで手を

数日前、ハサミで手を切った。

段ボール箱を解体しようとしていて、底に貼ってあるガムテープを切るためにハサミを使った。ハサミを全開まで開いて、片方の刃をカッターのように当てがって強引にガムテープを分断するのである。やり慣れた作業だ。同じようなことをしたことがある人も多いのではないだろうか。

ところが。順調に解体していたところ、あてがっていない方の刃が段ボールに引っかかってしまい、開いていたハサミがその拍子に閉じてしまった。いや正確には閉じていない。閉じようとする力がかかったものの、親指が引っかかって閉じなかったのだ。つまり親指が巻き込まれて肉【自主規制】。

その後しばらく、ものをつまんだり、ペンを持ったりするのに不自由が生じたが、幸いにも傷口が綺麗に切れていたおかげで直ぐに塞がり、さらに4日後に完全に元通りになった。

ハサミで怪我をするのは2回目だ。1回目の怪我はもっと幼かったと思う。紙を切ろうとして親指と人差し指の間の水かきの部分を切ってしまった。片方の手の人差し指と中指の間、親指と薬指の間に紙を挟んで、もう片方の手でハサミを持ってちょきちょきちょきと調子良く行き過ぎてしまったのだ。以後、その方法で紙を切るのは避けるようになった。今回の出来事で、ハサミを使った段ボールのガムテープ切断は避けるようになるか、怪我しようのない持ち方に変えるだろう。

ところで普段から思っているのだが、ハサミを人に手渡す際に、刃の方を持って柄の方を相手に見せる渡し方が異常に徹底されている。あれの徹底されぶりは凄い。誰に渡されても、誰に渡しても、皆お決まりの方法を遵守する。親から、もしくは保育園や幼稚園や小学校で習ったのだと思う。もはや、刃の方を相手に向けて渡すと人生終わるのではないか。とにかく、あれによってハサミによる怪我が未然に防がれまくっていると思う。

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