2016年7月17日日曜日

近況17

はじめに
2016年も下半期だよ。
あっという間に、ドクター1年も終わってしまうなあ・・・(時代を先取りしたコメント)。


研究生活について
7月24日からICAP2016に参加するため韓国へ行く。
"ICAP"とは"International Conference on Atomic Physics"の略で、僕が取り組んでいるような冷却原子分野にとって最大規模の国際会議だ。
といっても、ICAPに参加したことはないので、実際にどのくらい人がいてどのくらい盛り上がっているのかは知らない。
そもそも、僕にとって初めての海外の国際会議参加であり、
もっと言えば自力で海外に行くこと自体が初めてである。
卒業旅行に海外・・・などという経験もなく、最近パスポートを発行した。
とにかく、不安でいっぱいである。
いい感じに発表できるといいなあ。

日々は、基本的にその会議でのポスター発表の準備をしている。
ただいまポスター作製中。

あと、今日は物理学会のアブストを書いた。
日本語であろうと、英語であろうと、ちゃんとした文章を書くのは難しいし慣れない。

研究じゃない生活について
京都市美術館にて、7月1日からダリ展が始まっている。
シュルレアリスムといえばダリ、といっても過言ではないくらいシュルレアリスムの代表的な画家である。
よく知らないという方も、時計がぐにゃーびろーんってなっている絵(『記憶の固執』)は知っているかもしれない。
早速行ってきたのだが、感想を書きかけて放置してしまっている。
早めに書きあげてしまいたい。

森博嗣の『赤目姫の潮解』が文庫になったので読んだ。
小説のワールドが壮大すぎて、そろそろ落ち着いて復習したほうがいい気がしている。
みんなで集まって自主ゼミでも開いた方がいいのではないだろうか。

twitterには何回か書いたのだけれど、テンセグリティ(tensegrity)構造というのにはまっている。
こんな感じのやつだ。
割りばしの先に溝をほって、輪ゴムをかけている。

頂点からの複数の引張の力の合力が棒材の長手方向の圧縮になっている。
棒材はおたがいに接触していない。
棒材とゴム紐があれば自作できるので、お手軽だ。
実際に作る前に、ラフに図を描いてみて、ちゃんと力が釣り合っていることを確認するのが楽しい。
写真のやつは最もシンプルな例で、これ以外にもいろんな形を作ることができる。
違う形で、もう少し複雑でちゃんとしたものを作るために、先日ホームセンターで木材を買った。
試作品をまずつくって要領を掴んでから、最終的にはやっぱりアクリルの棒で作りたい。
気が向いたらぽつぽつと進めるとしよう。

さいごに
7月はあまり更新しなさそうだ。

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