2014年10月30日木曜日

ホワイトボードマーカーが立たない件の後日談

以前、ホワイトボードのマーカーが縦置きできないことについての記事を書いた。

要約すると、
・ホワイトボードマーカーについて調べてみた。
・ホワイトボードマーカーのインクには剥離剤が入っている。
・ホワイトボードマーカーは縦置きできないように先端後端が丸くなっていることが多い。
・手元にあったPILOTのホワイトボードマーカーで確認したところ、キャップ自体は本体から外した状態では自立する。
ということを書いたのだった。
(どうだろう、そろそろ”ホワイトボードマーカー”という文字にくらくらしてきたのではないだろうか。)

特に四点目には驚かされた。
キャップ自体は自立し、かつ本体と一体となりキャップとしての役目を果たしているときにはマーカーの自立を妨げるような、絶妙なカーブになっていることそれ自体に感動したし、そしてこのことに気付いたとき、開発部の誰かの心意気を感じたような気がした(ほんとか)。




あれから1年以上がたった。

最近になって、今いる研究室で上記のことについての話題を持ち出したとき、意訳すると
「たまたまではないか?本当にそのように意図して作ったのか?」
という流れになった。
僕は
「意図して作った」
と言うことはできない。
なぜならば、僕が作ったわけではないからだ。

分かるだろうか。
ホワイトボードマーカーのちょっとした心意気に触れた気がしたのに、勘違いかもしれない。
「ホワイトボードマーカーが縦置きできないように先端が丸い」
ということはもはやインターネットで少し調べればどこにでも書いてある「通説」だから気にならない。
しかし
「(少なくともPILOTのWBMAR-12Lについて)キャップ自体は自立し、かつ本体と一体となりキャップとしての役目を果たしているときにはマーカーの自立を妨げるように”意図して設計されている”」
かどうかは作った本人じゃないと知らない。
この晴れない気持ち。





というわけでPILOTに問い合わせました。
回答が返ってきました。
「ホワイトボードマーカー「WBMAR-12L」のキャップにつきましては、本体から外した時には重心が低くなることで自立できる(立てられる)ようになっています。」
とのことでした。

素晴らしい。

ありがとうございました。

これで、安心して人に話せます。


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