近況もいつの間にか第14回になりました。
この、「秋も深まってきました。」みたいな文に登場する「も」って何なんだろう。
秋とは別に、まず何かが深まってきてたんだろうか。
「先月から掘り進めてきた落とし穴、だいぶ深まってきたね。」
「ほんとだね。あと、秋も深まってきたね。」
とまあ、こんな会話は有り得ないが、
実際、なんとなく秋頃になると、あらゆる物事がいい感じになってきて、なんとなく「深まって」る感があるので、そんなこの時期の感覚をゆるふわにまとわせた形で「秋」の深まりを表現するのかな。
このほかにも、「夜も更けて」など、奥ゆかし過ぎてよく考えると謎な「も」が存在する。
みんなも探してみよう!!!
前回いろいろと書いていたが、3月末に1週間ほど休みを取った。
旅行の計画を立てていたりするわけでもなかったので、なんとなく街に出たり、家で本を読んだりして過ごした。
人と会うこともなく、非常に自己中心的な休日であった。
さすがにあまりにも代わり映えが無いので、遠出をしようかと思って、牛久大仏を見に行ったりもした。
牛久大仏はとても大きく、笑ってしまった。
大きな仏像は、その大きさ故にありがたさと偉大さが感じられるものだと思っていたのだが、
高さ120mという異常な大きさの仏像は、その違和感によってありがたさを失っていた(個人の感想です)。
リフレッシュを期待しての休暇だったが、研究室に何日も顔を出さないことによるストレス(?)も徐々に発生した。
「こんなに何日も休んでよいのだろうか」という罪悪感のようなある種の強迫観念のような気持ちである。
結果、7日休むと宣言していたのだが、6日で復帰した。
良かったのか悪かったのか(何が良くて何が悪いのかわからないが)。
新年度に入り、ついに博士後期課程、ドクターの学生になってしまった。
とはいえ、普段通りに研究をしている。
6月7月あたりに、発表の機会がありそう。
理論家との議論があり、新たな知見が得られたので、その辺の時期を目標にして研究をまとめ、着地を狙いたい。
まず、サークルの追いコン(D進なので追われないのだがついでに。)にてプレゼントを頂いたのだが、これが素晴らしい。
追われる人全員に同じプレゼントを渡すのではなく、各人の好みを考え1人1人異なるプレゼントが渡される。
僕に渡されたプレゼントがこちら。
10㎝×10㎝×3cm。でかい。 |
アクリルの塊だ!
アクリルの!塊だ!
どこまでも透明で、ずっしりとしたボリューミーなボディ。
平面に光沢を持ち、角がかっちりととがった、非常に人工的なフォルム。
大好きだ・・・。
ここまで的確に僕の好みの品をプレゼントしてくれるなんて、なんて素晴らしい後輩に恵まれたんだ。
異常なまでに興奮した僕は、わーわー騒ぎながらも、少し涙ぐんでしまった。
続いて、ハーバードから帰ってきた研究室の後輩君のお土産。
メモパッド。600枚。高さ6㎝ある。 ちなみにMade in Egypt |
日本だと、ねじったりはしない。
このツイストが、果てしなくアメリカ的だ。
そして色も全力のフルカラーである(褒め言葉)。
カラフルが過ぎる。
普段から付箋にメモをして机中に張り付けている僕の様子を見ていたのだろうか。
ナイスチョイスである。
僕は、これまでの人生でこんなに人を喜ばせるプレゼントを贈ることができただろうか。
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