2013年9月22日日曜日

メガネを買ったときの話

前回の宣言通りどうでもいいことを書くことにしよう。
訓話の読みすぎ、訓話LOVE、という人にとってはこの話も訓話に聞こえなくもない。

メガネを新調した。

どうせならPC用レンズのメガネにしようと、流行りのチェーン店で購入した。
前のメガネは何となく見えにくくなっていたし、
視力検査からやり直して度を少し前より上げようと思った。
視力検査は、既に使っているメガネをかけたままで片目ずつではなく両目でサクッと行われ、すぐ終了した。
度を一段上げた仮メガネをかけたが割ときつかったので、現状維持の度数で作ってもらうことにした。
結局、フレームを選んでから30分くらいで完成した。速い。

そうして新調したメガネをかけてしばらく過ごして、違和感を覚えた。
「どうも右目と左目の見え方が違う」
と思ってきた。
片目ずつ隠していろいろ見ても、右目のほうが見えにくい。
「あーこれは僕の視力が左右同じではなくて右目のほうが視力弱いんだろうな」
と思うようになる。
思い返すと、あの時両目で視力検査したわけで、新しいメガネには製作上の不備がなければ左右同じ度のレンズが入っているだろう。
「両目で視力検査したら左右の視力の違いなんて見抜けないじゃなか!」
「そもそも両目で視力検査って妥当なのか?省略してんじゃね?」
とか思うようになり、
「多分待ち時間の短さを重視したサービス戦略なんだな。両目とか適当な感じなのもそうだ。」
とかいろいろ思って一日過ごして、
結局、作りかえてもらうことにした。

その日の店員は前と違う人だった。
店員に、右目が見えにくい旨を説明し、もう一度視力検査からやり直すことになった。
最初に作ってもらった時よりもかなり丁寧に視力検査をした。
もちろん片目ずつだ。

ところが、
一連の視力検査の結果、視力は左右同じだということが判明した。
さらに、今まで長らく使っていたメガネも左右の度が同じ、ということが、機械で測ってもらい明らかになった。

なんという。

気のせいだったのか。

とは言え、見えてなかったことは見えてなかったし、
店員と相談して仮メガネをいろいろかけた結果、右目だけ度数を一段上げることにした。
最初に行ったときにはそんなサービス無かったのに、耳の部分のカーブの調節とか微妙な傾きの調節もしてもらった。

そうして作り直した新メガネは、特に違和感を感じることなく良く見える。

人間の感覚ってなんかそういうふんわりしたものなんだろうな。

おしまい。

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