2015年4月25日土曜日

陀羅尼助とかいう絶対的胃腸薬について


光格子中にトラップされた原子の図を書いていたら、とある薬のことを思い出したので、そのことについて書くことにする。


陀羅尼助という胃腸薬である。
漢方薬のようなものだと思われる。

【効能効果】食欲不振(食欲減退)、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ(過食)、飲み過ぎ(過飲)、胸やけ・・・という、いわゆる胃腸薬だ。
僕は、物心ついた頃から、腹痛があればこれを服用し、食べ過ぎでむかつけばこれを服用している。胃腸関係はなんでもおまかせしている。

とてつもなくよく効くので、絶大な支持をしている。

どのくらい効くかというと・・・、といって自分のことを書いても客観性に欠けるが、あくまで一個人の感想を書くと、
僕の場合、これを口に入れるか入れないかくらいで治る。
完全におかしい。
服用から効果が現れるまでの時間が短すぎる。
最早プラシーボ効果だ。
もう、プラシーボパラダイスだ。
先祖代々なのかは知らないが、少なくとも父はずっと服用している薬らしく、もう遺伝子レベルで刷り込まれているのかもしれない。
胃腸系のトラブルは、精神的な部分と関係していることが多いだろうし、「陀羅尼助飲んだし大丈夫」という認識のみで治ったりするのも仕方ないのかもしれないと考えている。

とにかく、良く効くのだ。
(読者の中に陀羅尼助を服用する方がいて、このレベルで効果がある方がいたらご一報ください。)

(この文章を書くことにより、自分の中で陀羅尼助の株が上がった結果さらに効果が上がるのか、
逆に、プラシーボだろうなどと書くことによって自分は洗脳から覚めて、効果が薄れてしまうのか・・・。)

この陀羅尼助という薬は奈良の薬のようで、奈良県以外の人には全く通じないかも知れない。
(wikipediaによると他府県にもあるようだが。)
奈良県民と陀羅尼助の話をしたこともあまりないので、どのくらいメジャーな薬なのかも知らないが、あまりメジャーではないかと推測する。
ただ、個人的には、家庭には陀羅尼助しかなかったので正露丸の方がマイナーで、正露丸は飲んだことがない。


効果がある、という話以外に、最後に陀羅尼助の推しポイントを書いておこう。

陀羅尼助というと、板状のものと粒状のものがあるようで、粒状のものの方が普及しているらしい。陀羅尼助丸と呼ばれるようだ。

この陀羅尼助丸を購入すると、スプーンがついてくる。
手持ちの「フジイ陀羅尼助丸」だとこのような感じ。

ご覧の通り、容器から瞬時に正確に10粒掬うことができる、高性能スプーンだ!
容器にシャっと突っ込んで上げるだけで、確実に10粒。
成人で1回20粒なので2回掬えばOK。

10粒をどう配列しようかな?
2×5かな?それとも、3・4・3かな?
いいえ、3・3・3・1です。
というあたりが、かわいらしくて良いと感じる。

ちなみに、「陀羅尼助 スプーン」で画像検索すると、みんな思い思いの角度で陀羅尼助をスプーンですくって写真に撮っている。


光格子中にトラップされた原子の図を書いていたところ、この薬のことを思い出したのもやむを得ない。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。私も陀羅尼助の効き目がテキメンに現れるタイプの人間です。
    毎々あまりに効くので、こんな人は他にいるのだろうか?と思い、「陀羅尼助・効く」で検索したらこのブログに行きあたりました。
    「口に入れるか入れないかくらいで治る」には思わず爆笑でした・・・が、私も「飲んだらすぐ治る」ので、ほぼ近い
    状況でしょうか。まさかのお仲間がいて、うれしかったです。(京都市/M)

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    1. はじめまして。効果テキメンだという方からコメントを頂けてうれしいです。やはり効きが早いのでしょうか。これからも、陀羅尼助とともに生きていきましょう!

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